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10月1日から開始となる選定療養費用のご案内

  • 執筆者の写真: shotaro yamaguchi
    shotaro yamaguchi
  • 2024年9月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年10月1日

薬局利用者様各位

 

平素よりのご愛顧に感謝を申し上げます

令和6年10月より選定療養にかかる医療費の一部が自己負担となっております


その対象となるのは先発品のうち特に“長期収載品”と区分されるもので、特許が切れて後発医薬品が発売されてから10年以上が経過したものが該当します

この長期収載品について、“医学的根拠に基づく医師の指示がある”もしくは“切り替え可能な後発品が流通上の問題などにより現に存在しない”といった理由以外で調剤を希望される場合は患者さんに所定の自己負担金が発生いたします


なお、その金額は該当する長期収載品の薬価とその後発品の中で最も高い品目の薬価との差額に25%を掛けたものとなっています

例)ヒルドイドローション:18.5円/g、その後発品の中で最も薬価が高いもの:5.1円/g

 →(18.5-5.1)×0.25=3.35円/g 1本(50g)あたり167.5円の自己負担、4本で670円


当薬局も従来より患者さんの医療費を減らすべく後発品調剤を推進してまいりましたが、この新制度を受けてより一層後発品の備蓄に努めると共に、今後は後発品が存在する品目については原則として後発品調剤することを基本としてまいります

『先発品でないと何となく不安がある』とのお声を頂くことも少なからずございますが、当薬局では特にオーソライズジェネリック(先発品と完全同一であることが承認された後発品)を優先して在庫し調剤に活用しておりますので、安心材料の一助として頂けますと幸いです


なお『選定療養費が発生してでも先発品を希望したい』との要望にも可能な限りお応していきたいとも考えておりますが、昨今は処方せん医薬品の多くが割り当て供給方式とされており、過去に購入実績がある品目(当薬局においては後発品)は優先的に配分されるものの、実績がない品目(先発医薬品)については新たに購入が出来ない、もしくは納入までに多大な時間を要するような状況となっております

お薬には必要なタイミングがございますので、当薬局に備蓄のない先発品が患者さんに必要な時期までに手配することが保証できかねる場合などは他の調剤薬局さんをご案内させていただくことがございますので予めご承知おきください

 

新制度について未だ勉強途中ではございますが、不明点やご不安等につきましてはどうかお気兼ねなくご相談ください

 
 
 

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